水と光りと緑を基本的テーマとした香りは、都会的でちょっとセクシーな印象を漂わせています。
あたたかみのあるベースノートにフローラルの深みと華やかさを添えた柔らかくてどこか大人びた香り。マンダリンやスミレが醸し出す、ちょっと意表をつくトップノートからミドルはミモザやガーデニアが咲き乱れる世界へ…。そしてラストはバニリックへと静かに変化して行きます。この香り、グリーン系でありながら何故かセクシーなイメージが漂うのは、この変化の仕方に秘密がありそうです。女性に使ってほしい香りとして男性からの支持が高いのも特徴です。新鮮さとセクシーさが同居するという微妙なバランス感覚がこの香りの存在感を引き立てているようです。きっと草原に寝転んでいる時ような開放感とリラックスした雰囲気が心を解きほぐすのでしょう。一度、この「感じ」を体感すると離れられなくなるかもしれません。。。

Top: マンダリン・バイオレット・ローズウッド
Middle: ネロリ・ガーデニア・ミモザ
Base: ウッド・アンバーグリス・バニラ